松下組の人
interview
みんなの当たり前と
普通の暮らしを支える
土木って、
やっぱりカッコいい。
2020年7月に発生した「令和2年7月豪雨」は、松下組本社のある芦北町を含む県南エリアに甚大な被害をもたらした。障害物でふさがれた道路の啓開作業、流失した橋の撤去作業。このような災害からの復旧・復興は、建設業における大きな役割のひとつだ。現在入社1年目の土木課・西田さんはいま、傷つきながらも前を向く地元の復旧作業に汗を流している。
土木課
西田 叶夢
Tomu Nishida
- 出身地
- 八代市
- 出身校
- 八代農業高校
- 入社
- 2020年
所属や役職は、2021年2月時点のものです。
漠然と進学した土木科でしたが、「土木の仕事は、当たり前に続いていく普通の暮らしを下支えする仕事」と先生に聞いて初めて、生活の原点であり、“なくてはならない仕事”への憧れが出てきました。それから高校で目にしたパンフレットで松下組を知り、地元の県南エリアにあること、段階的に「働き方改革」をすすめている様子や、会社があたらしい方向に向かっている活気よい雰囲気を感じ、面白そうだなと興味を持ったのが志望のきっかけです。また現場リーダーである施工管理の仕事は、若いうちから自分より年上の先輩方やベテランの方を束ねて指揮をとったり仕事をしたりすることが、とてもカッコいいなと感じました。
八代・水島地区の河川工事、舗装工事の手伝いなど入社直後からさまざまな現場に行かせてもらっていますが、県南エリアに甚大な被害をもたらした「令和2年7月豪雨」が発生したあとは、一勝地神瀬線の啓開作業、大瀬橋(球磨村)の復旧作業など各現場で応急作業にあたっています。地元が元どおりの姿に戻るまでには、まだまだ時間がかかるんだろうなと感じています。これから自分のキャリアのなかでも、長い時間をかけて復旧に関わっていくと思うと、あらためて背筋が伸びる思いです。
特に印象的だったのが、発災後すぐに現場に駆けつけたときのこと。先輩たちと啓開作業を行なっていたとき、山あいの孤立した集落へ歩いて行き来している方たちを見て、まだまだ自分にできることは少ないのですが、「早く皆さんの力になりたい」と強く思いました。災害はいつ起こるかわからないけれど、だからこそ、若手のうちに現場に行かせていただくのは非常に貴重な経験になっていると身に染みて思います。
一つひとつを大切に、
建設業の魅力を
「肌」で感じていく。
土木の仕事に魅せられ、着実に次のステップを見据える西田さん。実際、「ワークインライフ」の実現に向けて環境整備をおこなう松下組の“働きやすさ”も肌で実感しているという。
どちらかというと土木はきつい、怖いというイメージをもたれる方も多いかもしれませんが、松下組に関して言うとまったくそんなことはないです! 現場ではOJTがメインで仕事を覚えていきますが、自分で体験して気づくこと・わかることばかりなので、必死に食らいついています(笑)。ちゃんと聞いたらなんでも教えてくれるカッコいい先輩方ばかりです。
いまは完全週休2日制、プライベートの時間もたっぷりあるので、とても働きやすいですね。休日は宇土方面まで足を伸ばして、友達とスケボーをしたりしてリフレッシュしています。
5年後、
なにしてる?
What are you doing
5 years later?
5年後には代理人(現場責任者)として、現場を統制する役割をやらせていただきたいと思っています。若い人たちにもっと建設業に興味をもってもらい、会社のなかでも、若手がいろいろなことにチャレンジできる場をつくる手伝いがしたいです。プライベートでは、25歳までに結婚したいです!(笑)