松下組の人

interview

変化をおそれず、
変化を楽しむ。
“私たち”の人生を
豊かにするために。

明るい光が差し込むオフィスで、小さな子どもを胸に抱き、パソコン作業に勤しむ松下奈央さんの姿が見えた。経理の仕事に取り組みながら、仕事も、家庭も、プライベートも、ライフステージごとの変化を積み重ねて…自分らしく豊かな人生、ていねいな生き方を目指している。

経理部

松下 奈央

Nao Matsushita

出身地
人吉市
出身校
日本大学芸術学部
取得資格
2級建設業経理士、
ライフオーガナイザー1級、
福祉住環境コーディネーター3級

所属や役職は、2019年11月時点のものです。

実家が人吉の建材屋で、物心ついたときから「家」が好きだったんです。大学を卒業してからは、モデルルームのコーディネートをする仕事に就きました。松下組に入社したのは、主人(松下社長)と出会い、結婚・出産してから。以前の経理部長は主人の叔母。ゆくゆくは叔母のあとを継いで経理を担当し、主人と2人3脚で会社を盛り上げていきたいという気持ちも当初から強かったと思います。

いまは3人を子育て中。子どもと一緒に出勤していますが、勤務中も、抱っこして膝に乗せていると安心するのか、意外と大人しくしてくれるので助かっています。女性社員は子育てと仕事を両立している方が多く、仕事以外の色々な話もできています。うちの女性社員は、みんなそれぞれに強く、たくましい方ばかりです!

働く時間が限られていますので、その日にやるべきことに優先順位をつけ、時間内に的確に処理をすることを意識します。叔母のあとを継ぎ、自分の判断で仕事をするようになってからは、課全体の効率化をかなり重要視するようになりましたね。

仕事、暮らし、家族。
人生にはどれも
大事だから。

会社の理念と個人の想い。たとえばそれを大きな「木」に例えると、会社が大事にしていきたい基本理念が太い幹。社員それぞれの働き方や自分らしい生き方は、そこから派生する枝のようなもの。壁があれば、それを一緒に乗り越えることで見えてくる“自分らしさ”を応援してあげられる会社でありたいと奈央さんは考えている。

松下組は男性社員と女性社員の割合が9:1。男性だから、女性だから、とかではなく、自分らしくのびのびと働ける会社を目指したいと考えています。たとえば今年から始めた取り組みとしては、朝夕の貴重な時間を少しでも家事の時間・自分の時間に当ててもらいたいと思い、取っていなかった10時からと15時からの2回の15分休憩を削減することで早出遅出勤務を導入しました。昨年の社員旅行では、泊まりでの参加が難しい女性社員向けに、日帰りコースをつくりました。
工事中の現場を見学し、フレンチを楽しんで、エステをして帰るというもので、みんなに喜んでもらえてうれしかったですね。

社員の配偶者の誕生日に、ケーキをお送りする取り組みも。なかなかご家族にお会いする機会がないことをもどかしく思っていましたので、会社から感謝の気持ちを伝えるつもりで始めたものです。みんなが思い切り仕事に打ち込めるのも、ご家族のサポートがあってこそ。会社からの思いが少しでも伝わるといいなと思っています。

夫とはよく会社の在り方について話すのですが、どうやったらもっと一人ひとりの満足度を高められるか、思案の日々です。ロゴを変え、ユニフォームを新しくして…といった「見た目の変革」も、その小さな一歩なのだと思います。仕事と、暮らしと、家族と、人生にはどれも大事です。特に「子育て応援」を重視しながら、社員それぞれの状況にあったていねいな対応を心がけたいと思っています。

5年後、
なにしてる?

What are you doing
5 years later?

日頃から松下組を支えてくれている社員の家族の方にもっと還元できるような仕組みづくりを行なっていきたい。家族の方々も含めて「チーム松下組」になっていけたら楽しそうだな、と思うんです。プライベートでは、超慎重派の夫と(笑)、個性的で可愛い子どもたちと家族5人で、のんびり・ゆったり、楽しい毎日をおくれたらしあわせですね。

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